2014年5月6日火曜日

ビリングス排卵法について

院長のさんぺいです。

病院に行かず、タイミング法を実施されている方のお話。
この前、排卵検査薬を買ってきて使ってみたんですけど、今まで排卵日を間違っていたようです・・・」とのこと。
せっかく鍼灸治療を継続しても、排卵後にタイミングしていたのでは成果が出なかったわけです。

不妊治療中の方々に質問してみると意外と知られていないのが「ビリングス排卵法」です。
この方法は”ピルの危険な話/武田玲子・吉田由布子著:東京書籍”で紹介されているのですが、避妊方法を逆に不妊症対策に使用する方法です。基礎体温などを測定するより確実に排卵日がわかります。詳しいホームページがありますのでぜひ参考にしてみてください。

この方法と、鍼灸治療、ジョン・リー博士の自然なプロゲステロンを組み合わせ、なおかつ、ファスティングと日々の食事の改善(添加物を減らし発酵食品や酵素食品を増やす)を行えば、高額な治療費なしに妊娠できる確率は数段アップすると思います。

また、病院で使われる人工ホルモンやお薬には、将来体調を崩す危険性があります。たとえば、続医者も知らない自然なホルモンバランスでは以下のような記述があります。
クロミッドといった卵巣機能を刺激する排卵誘発剤は、卵巣がんになる危険性がかなり高くなる。どうしても使わなくてはならないのであれば、1回、あるいは2回の月経周期に限定し、それ以上長くは服用し続けないことである。(※院長注:不妊治療で使われる排卵誘発剤は他にhMG、hCGなどがある。)
医者は、子供を心から望んでいる女性に、排卵誘発剤が致命的ながんになる確率を高くするとは、なかなか言えないものである。しかしそれが真実であり、知らされるべき事柄である。
ある研究は、誘発剤を使うと卵巣がんになる確率は3倍高くなり、妊娠したことがない女性ではリスクは27倍にも跳ね上がると報告している。
卵巣がんはとりわけ怖い。なぜなら、がんと分かった時には、70%~80%はすでに体の他の部分にも広がっていて、死亡率が高いからだ。
エストロゲン補充療法(ERT)は子宮摘出術を受けた女性に処方されることが多い。これは通常医療が行うアプローチの中で最も致命的で犠牲の多い誤りのひとつだ。エストロゲンを単独で摂ることは絶対にしてはならない、これに尽きる。 
前更年期に、エストロゲンのみを与えることは、子宮頚がんのための処方を書くようなものである。必ず1年以内に医者のところに戻ってきて、子宮がん検査の結果異常ありになる。次のステップは子宮摘出術、その後にはプレマリンとプロベラの処方である。(※院長注:不妊治療で使われるエストロゲン製剤にプレマリン、エストラーナテープがあります。使用する場合は子宮内膜増殖症や子宮体がんの予防のためにプロゲスチンの併用療法が必要となります。)
 このような有害な作用は、天然ホルモンにはないどころかがん予防につながります。
病院に通いながら子宝治療をしている人を見ていると”妊娠は命がけ”だなと思うのですが、ナチュラルな方法を採用すれば健康度がアップし、胎児に良い影響を与え、障害のない元気な子供が望めると思います。
すでに、人工ホルモン投与中の方も、肝臓や腎臓を強化し、毒素排泄能力をアップさせたり、副交感神経刺激による免疫力強化である程度予防は可能であると考えられます。
年齢にあせらず、日々のアンチエイジングに気をくばり、体にやさしい出産を検討してみてください。

ビリングス法の動画:①自然な家族計画1/2、②自然な家族計画2/2

【おまけ】
不妊治療がいかに大変かを知ることができる参考書(漫画)です。
注射や誘発剤を使いまくっているので、読後著者の健康状態をとても心配してしまいました。
”初めての任活者”は読んでおいたほうが良いですよ!

 ああ不妊治療
 ~8年・1000万費やしたアラフォー漫画家の体当たりコミックエッセイ
榎本 由美 (著)/徳間書店





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