2014年5月22日木曜日

豊島区が子宮頚がん早期発見を後押し!23区初「HPV一括検査」を無料実施へ

院長のさんぺいです。

豊島区は23区で初となる「ヒトパピローマウィルス一括検査」を、30歳、36歳、40歳の区内の女性約7000人を対象に2014年5月21日より無料で実施するそうです。

HPV一括検査は、採取した細胞を化学的に調べ、がん化する可能性の高い13種類のHPV感染(16, 18, 31, 33, 35, 39, 45, 51, 52, 56, 58, 59, 68型) がないかを調べます。

従来の細胞検査と併用することでがん見落としのリスクを低減できるとしています。
5月21日以降、対象の方は、HPV一括検査を同時実施してくれますので対象年齢の方は、この機会に是非検診を受診してください。(詳細は区地域保健課



従来の「細胞検査」は、間違いの確立が高く、誤った陽性の確立が70%程度、そして、本当に深刻な状態に対して楽観的な段階と判定する確立も同じように高かった(続医者も知らないホルモンバランスより)ので、 少しでも精度があがることは喜ばしいことです。

HPVに感染していることが分かるとどのような治療が行われるのかネットで検索してみると、なんと「できません。HPVの感染には治療法がありません 」とあります。

ではHPVに感染したら一生ウィルスと共に過ごさなくてはいけないのかというと「感染しても、ほとんどが体内の免疫力で排除されます」 とあります。

免疫力が低下した結果、HPV感染が起こったので、免疫力を高めればHPVに感染しても1年から2年以内に体外へウイルスを排除することができます。
しかしHPV感染者のうち免疫力の弱い10%の人は感染が長期化して、持続感染といわれる状態になります。そのうちの一部は前がん状態(異形成)へと進んでしまいますので、定期検診で見逃さないようにすることが重要です。

つまり、免疫力を高めればHPVは防げ、かりに感染したとしても免疫力を高めれば排除できるということです。

免疫力を高める最も良い手技療法が鍼灸治療であると新潟大学医学部の安保徹教授は言われます。感染を心配している方、すでに前がん状態(異型性)だと診断されている方は鍼灸治療をご検討ください。


ところで、 以前、子宮頸がん(異型性)だと診断され治療中だという患者さんがいました。
子宮頸癌の権威に治療してもらっているとのことでしたので、どのような治療をしているのか尋ねると、
『ピルを使ってがん化するのを防いでいる。』
とのことでした。
これにはちょっと驚きました。なぜなら、日本のピル認可資料を検討した調査会は、ピルによる子宮頸がんリスクは1.3倍から2.1倍と見積もっているのです。
ピルを飲んでいると免疫力が低下し、HPV感染を起こす。感染細胞は前癌状態とも言える異型成細胞となり、癌化しやすくなるからです。

「続医者も知らないホルモンバランス」では以下の記述があります。
子宮頚管異型性はピルが出現する前は比較的少なかった。今わかっているのは、ピルは異型性になる確立を少なくとも50%は高め子宮頸癌を25%は増やすということだ。
医学誌「ランセット」に1994年に掲載された研究によると、わずか1ヶ月から6ヶ月間、ピルを使い続けると、子宮頚管癌になる確率が3倍にも増えたという。
この流れから考えると、エストロゲンへの過剰な接触と本物のプロゲステロン不足に加え、ピルがビタミンB、特に葉酸を減らす原因になっており、これが子宮頚管異型成の直接の原因になっていることも考えられる。
したがって、もしピルを服用し、子宮頸癌検査の結果が異常ありと出たら、ピルの使用を止めた方が良いと言うことだ。

そもそも、ヒトパピローマウィルスが子宮頸がんの原因と断定するのも如何なものでしょうか。

内海聡先生によると、
『ワクチン推進派の政治家、役人、製薬会社や医師は、子宮頸がんの原因は「HPVの感染がすべてである」と主に病気とウイルスの関連性の部分を強調していますが、今やHPVは弱すぎて子宮頸がんを作れないということがアメリカの研究で証明され、その理論は根底から否定されています。 』といいます。

浜六郎先生は、新版飲んではいけない薬の中で、
『国立がんセンターは、30代女性の子宮頸がんが増加しているといっていますが、その元になっているデーターを詳しく分析したところ、HPウィルスが原因との証拠はどこにもありませんでした。』と書かれています。

近藤誠先生は、
『子宮癌検診で発見される0期の癌は、99%以上「がんもどき」です。検診でがんによる死を防げる可能性は、限りなくゼロに近いのです。』と検診の無効を主張されています。
また上皮内にできた子宮頸がんに関しては、『上皮内がんから浸潤がんに移行するのは1%に過ぎず本質的にがんもどきである。上皮内がんはウィルス感染を原因とした「上皮細胞の慢性変化」「慢性感染症」と考えるべきである。』といいます。

近藤先生は子宮頸がんの手術に関しても『手術をゼロにできるのに、いまだに7割ぐらいは大きな手術(リンパ節郭清を行う広汎子宮全摘術)をしている。リンパまで大きく取るから排尿・排便障害が起きるし、膣も短くされてセックスがしにくくなる、足がむくむ、というような大きな後遺症を抱え込みます。
手術と放射線では生存率は同じです。今や、放射線治療ができることを患者に説明せずして、手術だけを勧めることは犯罪です。』といいます。

円錐切除術は、出血の持続、感染症が主なる合併症であり、子宮頸部の粘膜を阻害するので、しばしば不妊の原因ともなります。子宮頚管が閉じなくなり流産を引き起こす可能性もあります。

近藤先生の推薦する治療方法は以下の通りです。
 【ゼロ期、1a期、平らな1b期】 放置療法(無治療様子見) 
 【1b期~4期】 すべて放射線だけで治療すべきです。
放射線治療なら治る率は手術より高く、後遺症はたまに直腸出血が見られる、まれに腸閉塞が起こる、若い女性の場合更年期症状ガ生じる、膣同士がくっついて膣が狭くなるぐらいです。

がんを放置した場合どうなるのか。近藤先生は、「これでもがん治療を続けますか」の中で説明されています。
『かつて治療法がなかった時代、子宮頚がんの死因のひとつは貧血でした。幹部から出血しても、それを止める方法がなく、貧血を改善する方法もなかったので、患者は衰弱して亡くなったのです。
別の死因は、腎不全です。がんの影響で尿が通らなくなり「尿毒症」になり意識が薄れて眠るようになくなる』といいます。

放置したら転移して後悔するのではないかという意見に対しては『今の検査技術では、がんが直径1cm前後、重さ1グラム、細胞約10億個の大きさに育ってからでないと「転移巣」として見つけることはできない。
本物の癌は、早い段階で多数の臓器に転移している。だから検診で見つかってから標準治療(外科手術・放射線・抗癌剤)をしても治りません。あちこちに転移した癌を治した、という正式な報告は実は一例もない。結局がんって言うのは、ほかの臓器への転移があるかないかで運命は決まってしまうんです。
転移が見つかったらまず、治るのをあきらめることが第一歩です。治そうと思うと無理な治療に走り、命を縮めやすいからです。症状の緩和延命といった、現実的な目標を立ててください。』


これに対し鶴見隆史先生は「断食でがんは治る」の中で、
『子宮頚がんの場合、欧米ではほとんど手術せずに様子を見るといわれています。なぜなら割は自然に治るからです。私はがんのエサを作る活性酸素を武器にしている放射線治療も信用していません。』と言います。

鶴見先生は、「がんは治療しないで様子を見る」、「治療しないことが逆に延命につながる」というのは「座して死を待つ」と同義語だと思う。
多くの患者さんは本当にそれを望んでいるのでしょうか、と近藤先生の主張に概ね賛成しながらも、がん放置療法には疑問を持たれています。

「免疫力を高めたい」という目的で来院されたがん患者さんに近藤理論をお話しすると、臓器転移が確認されていない「がんもどき」である可能性が残る患者さんは少し安心されます。
一方、転移が確認されている「本物のがん」患者さんは治るのをあきらめることができません。ほとんどの患者さんが、手術、抗癌剤、放射線に踏み切ってしまいます。
その結果、初診のときは声も、脈も、髪の毛も元気だったのに、見る見る衰弱していき、6ヵ月ぐらい経つと自力で通院できなくなってしまいます。

鶴見先生は、生野菜などの酵素を使ったファスティング(半断食)と抗がんサプリメント、温熱療法等で『難治性のがんでも今は治るケースが出てきています』と言います。

近藤理論でがんの本質をを理解し、もし臓器転移のある本物のがんになってしまった場合”無治療様子見”ではなく、今までの生活を見直し、積極的に食事や運動を取り入れ、根本から治そうと希望を持つことが最も良いのではないでしょうか。

良寛和尚の言葉 『災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬ時節には、死ぬがよく候。是ハこれ災難をのがるる妙法にて候』はがん患者さんにとっては痛みや苦痛といった災難を防ぐ金言だと感じます。


がん検診を気軽に受け、もし陽性だった場合、このような色々な問題を生じます。
医者が子宮頚管異型成を”前ガン段階”の状態だと説明したら、恐ろしく感じるでしょう。しかし、子宮頚管異型成であったとしても、ガンになるまでには相当な時間と道のりがあります。
子宮頚管のがんは、がんの中でも一番増殖が遅い性質があります。

運よく陰性だった場合は、子宮頸がんワクチンを勧められるかもしてません。
子宮頸がんワクチンに関して、内海聡先生は『ご存知の方も多いと思いますが、ワクチンの成分はとんでもないことになっています。ワクチンには人体の健康を無視した、驚くほど有害な防腐剤や殺菌剤が入っています。 
成分の一例では、防腐剤(ホルマリン、メチル水銀)、ゲンタマイシン(抗生剤)、ポリソルベート80(不妊剤)、トリトンX100(不妊剤)、アジュバンド(不妊剤)、ナノ粒子・・・まさに毒物のオンパレードです。
ゲンタマイシンは、強力すぎる殺菌成分ですし、ポリソルベート80は、急性薬物アレルギーを起こしやすい成分です。ナノ粒子は細胞に入ると細胞を破壊します。
そして、何よりも不妊に関する成分が山ほど入っているのがワクチンです。
これらは、子宮頸がんワクチンに限らず、インフルエンザのワクチンにはほとんど入っているものとなります。』


病気もなく健康な人よりも、一つぐらい持病があるほうが健康に気を配り、かえって長生きするということを”一病息災”といいます。
あわてずに自分にあった最良の治療方法を見つけてみてください。


《おまけ》
子宮頸癌ワクチンの危険性を訴える、南出喜久治弁護士


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