2014年4月28日月曜日

豆乳ヨーグルトの作り方

院長のさんぺいです。

一昨年の暮れに、豆乳でヨーグルトが作れることを知り、昨年の1月からせっせと自家製豆乳ヨーグルトを作っています。

豆乳はカルシウム:マグネシウム比が、1:1.6程度なのでマグネシウム補給食品としても優れています。黄金比は2:1ですが現代人はマグネシウム不足な為、アンバランスぐらいがちょうど良いのです。(ちなみに牛乳は11:1でとてもバランスが悪い食品です。黄金比から離れるほど悪玉カルシウムとなります。)
また、発酵させるとイソフラボン(内分泌をかく乱し女性の場合生理周期が遅くなる)が少なくなったり、たんぱく質(消化酵素を消耗する)が分解しやすくなったりするので、多少取りすぎても安心です。
生きた乳酸菌を補給するプロバイオテクス食品として安価で安心して利用することができます。
(飯山一郎さんのHPによると、玄米の表面に生息する乳酸菌が最も力が強いそうです)

ファスティングの山田豊文先生の講演会では牛乳の害を力説されていましたので、「牛乳の害はよくわかりましたが、牛乳ヨーグルトは大丈夫でしょうか」と質問したことがあります。
山田先生は「発酵させると、カルシウムの吸収がよくなったり、乳糖が分解されて消化に負担がかからなくなったり、牛乳よりマシになりますが、エストロゲンなどの女性ホルモン作用はそのまま残るので決して健康のために摂るべきではない。嗜好品の一つとして少量にしてください。日本には味噌、納豆、漬物などいくらでも有用菌を摂取できる発酵食品があります」というような回答を得ました。

乳がんと牛乳(ジェイン・プラント著)」という本の中で、「乳がん患者でプラント・プログラムに従ってくれた人は、ひとりも乳がんを再発しなかった。ただし、従っていると言いながら、ヨーグルトとチーズを止めることができなかった友人は再発し、まもなく抗癌剤治療を受ける。」と書いてあります。
ヨーグルトが大好きで止められない方の代用食品としてお試しされては如何でしょうか。

※最新の玄米乳酸菌液の作り方は、◆2015/05/30(土) 玄米で乳酸菌を培養しよう!を参考にしてください。


米ぬかにオリゴ糖などを多めに入れ乳酸菌発酵液を作っておく
(玄米を直接容器に入れて加温してもOKだが、ヨーグルトと玄米粒が絡んで食感が悪くなる)
容器を煮沸消毒し、豆乳を1L入れる(無調整のほうが固まる)
(注;容器が汚れていると他の菌が発酵してしまうことがあるようです)
http://www.amazon.co.jp/dp/B002SV0BL2/ref=asc_df_B002SV0BL2982687/?tag=kakakucom-pr-3rd-22&creative=9307&creativeASIN=B002SV0BL2&linkCode=df0&me=A3JY9NUWJY23O1
ヨーグルトメーカーで時間と温度を設定し加温する(季節により設定を変える)
1月は33度8時間、4月は6時間31度で加温後、しばらく常温放置
夏は常温放置だけで固まる


純果糖(一二三糖)などを加えるとザラットした食感になり美味しい

《 失敗例 》

発酵時間が長すぎると上のような状態になってしまいます。

【2015年1月18日追記】
何度も作っているうちに表面がピンク色になるという現象が生じました。ネットで色々調べると雑菌の繁殖なんていう不安な書き込みがあります。
特に食べても腹を壊すようなことはありませんでしたが毒々しい色なので不安です。
そこで、種菌を保存してある容器(500mlのペットボトル)を新らしい物へ交換し、使用する容器も高温煮沸してから利用したらピンク色にならなくなりました。


http://grnba.com/iiyama/grnba/tounyuyogu.pdf
豆乳ヨーグルトは 自宅でつくろう! (本家飯山一郎さんのHP)

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