2015年3月2日月曜日

バリウム検査後の体調不良

院長のさんぺいです。

先日、「人間ドックでバリウムを飲んだ後から調子が悪い」と訴えて指圧にこられた女性がいました。

当院の近所にはドックが数箇所あり、毎年検診後の楽しみに指圧を受けに来ていただく方がいらっしゃいます。

放射線被ばくCT検査でがんになる
バリウム検査に関しては、元慶応病院の近藤誠先生は「CT1回あたりの線量は10~20ミリシーベルト。バリウムを用いた胃癌検診は発癌実験。1回(20ミリシーベルト)で150日寿命短縮。医療被曝による癌で亡くなる人は推定、毎年1万3500人という説もある。日本の癌死亡の3.2%は医療被曝が原因とイギリスの研究所が報告。胃レントゲン検診をやめれば、胃癌死亡数の減少は加速するはずである。計画的逃避が必要。」と著書に書かれています。

そのため、バリウムをするより内視鏡を選んだほうがいいですよとアドバイスしています。
当院常連の内科医の先生も「バリウムで異常が見つかっても結局内視鏡やるんだから最初から内視鏡にしといたほうがいいよ」と言います。

では、内視鏡なら受けてもいいのか。これに関して近藤医師は「2013年8月、厚生労働省は「公費の胃癌検診で、内視鏡(胃カメラ)は推奨しない。死亡の減少が明らかでないから」と発表しました。ひらたく言えば「胃カメラで、いち早く癌を見つけてどんどん治療しても、胃癌で死ぬ人はちっとも減らない。税金の無駄遣いになるから、公費ではまかなえない。やりたい方は自費でどうぞ」と言うことです。早期発見できるのは「がんもどき」にすぎないと、国が発表したようなものです」と言います。

バリウム検査も内視鏡も必要ないと言います。早期発見・早期治療が重要だと考えている人には腹立たしい考え方ですね。

ところが、検診をやめてしまった村があるというのです。
「がん集団検診をやめた村」長野県下伊那郡泰阜村では、皮肉にも胃癌死亡率が半減しました。検診で「胃がんもどき」が見つかって胃を切られ、早死にしていた人がかなりいたのです。

これらのことから、私自身は健康診断を受けませんが、受けた方はもれなく活性酸素という猛毒が体内に発生しています。
検診前後はビタミンA・C・Eやマグネシウム、亜鉛、セレン、リコピン、リグナンなど抗酸化作用のある食品の摂取をしましょう。

関係があるかどうかわかりませんが、ガンアイソトープ検査(放射線のくっついたブドウ糖様液を飲む)の後、カツ丼を食べ、腰が痛くなって動けなくなった女性もいらっしゃいました。
検診の後は腸閉塞を起こす心配もあり、とろろソバなど消化の良い食べ物がお勧めです。

免疫細胞も放射線で減っていますから、指圧・鍼灸を受けて免疫力を高めることもお忘れなく!


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