2016年2月20日土曜日

安産(妊娠糖尿病)のためにお勧めの一冊!

院長のさんぺいです。 

年末の12月30日に「出産予定日が1月4日だが、胎児が育ちすぎており予定日より早く出産したい。子宮口が開かない。」という理由で鍼灸治療を受けていただいたKさん。

6時間かかったものの無事3,700gの元気な赤ちゃんを出産されたようです。
私の力不足か?予定日を2日オーバーしての出産となったようですが、帝王切開にならなかったそうなので一安心です。

伊勢白山道で紹介されていた、糖尿病カテゴリーではベストセラー1位の「ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか/宗田哲男著/光文社新書」では、同じく3,700gで出産された方のエピソードが載っています。
第1子のときは血糖管理に失敗し、大きすぎる赤ちゃんといわれ帝王切開になってしまった患者さん。
一度帝王切開をすると、次のお産で経膣分娩を目指すことは子宮破裂という怖い合併症を引き起こすことがあるため、大学病院でもやらないところが多いそうです。
この方は、宗田先生のクリニックで糖質制限を行い、第2子は経膣分娩できたそうです。

もう少し、この本の出版が早かったらKさんにも糖質の摂りすぎを指摘できたのになとちょっと残念です。
2人目も希望されているそうですが、「あんなつらい思いをするのなら、今度は無痛分娩にしようかな」と言われたので、第2子を安産で産むためにもこの本はお勧めしたいと思います。 

ところで、「糖質制限ダイエット」の伝道師桐山秀樹さん(62歳)が2月6日急性心筋梗塞でお亡くなりになったということで糖質制限の是非が話題になっています。
今朝の(2月19日)のモーニングショーでも「糖質制限ダイエット〜街の疑問に答えます」というタイトルでとりあげられていました。(江部康二先生のコメント

番組では、長嶋一茂氏の「食」に対するコメントが的確だったのにはちょっとビックリしました。
ご本人は断食中で今日から復食期に入るのだとか。高ケトン体状態で頭が冴えていたのかな?
真面目すぎるコメントは一茂氏に似合いません?が、スポンサーの圧力に負けず今後も正しい情報の発信を続けてもらえるといいですね。

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