ツワリがひどいという患者さん。「前回のつわり治療後劇的に改善したのですが、また昨日から悪化してきました。」とのこと。
通常、3日から4日位しか持たないというツワリ治療ですが10日間持続した計算になります。
今回は脈を見ると胃経の脈が弱っていたので、胃の気を高めるように鍼灸を行いました。また、効果が持続するようにパイオネックス(置き針)に妊娠治療の波動を転写し、お腹・すね・背中に貼り付けました。
術後、「あ~、だいぶ楽になった。 」と仰っていました。
さて、このツワリという現象の意味について、伊勢白山道さんのブログに面白いことが書いてあります。
【転載開始】
誕生 と 供養 2007-06-03 08:54:57
女性が妊娠するとは、受精卵に”縁のある霊体”と”神の分霊”である内在神2つが宿ることです。過去の古神道家では、もっと細かく分類している方も居る様ですが、必要無いと私は思います。このヒトの霊体魂と内在神が合体したものである胎児は、今度は”母親の霊体”と同調しようと試みます。この同調するための摩擦がツワリです。胎児と母親の霊性が近いときは、ツワリが楽です。 ただ、神界から来た魂の場合、最後まで母親の霊体と同調できない場合があります。この時は、残念ですが流産となります。その魂は、穢れが無いので、幽界、霊界を飛び越えて、神界に安らかに帰神します。
【転載終了】
ツワリは妊娠した女性だけができる貴重な体験なので「もう少し有り難く辛抱してくださいね。」と伝えました。
ご家庭でできるツワリ対策としては生姜が有効です。
医者も知らないアドレナルファティーグには「生姜はあらゆる吐き気に効果があり、妊娠中のツワリに歴史的に用いられてきた。」とあります。
マクロビオティックの創始者、桜沢如一(ゆきかず)先生の本"新食養療法"には「正食者はつわりに絶対ならない。邪食によって陰性の寒がり、肥満、いねむり屋、神経質になっている者は吐き気を催してきたらゴマ塩を沢山つけた握り飯を1口毎に150回以上噛んで食べる。
胸の悪い場合には蓮根湯を飲むとよい。または焙烙(ほうろく)の底を少し削り、細末にしたもの5グラムに熱湯を注ぎ、ふたをしてスマシ、上ズミを1日3回食前30分に飲むと良い。千葉の腰湯大いに用いること。食後1時間をへて十分間する。
生唾が出て困る時は、塩豌豆(しおえんどう)か焼き昆布を少し食するがよい。また渇く時は玄米スープに塩を入れて飲むか醤油番茶をのむがよい。けれども決して多く飲んではならない。
飲み物は1日2合以内のこと。
つわりの場合には寝るのはかえってよろしくない。忍耐して働くのが良い。(よく働く人は決してつわりをしない)
正食を励行すればよくなる。以上は陰性のつわりの手当であるが、今日はほとんど全部陰性のつわりばかりである。」とあります。
理解しにくい部分もありますが、陽性(体を温める作用のある)の塩の効いた食品の摂取が良さそうですね。
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