3月に院長が高熱を出し、それ以来「耳の中が引っ張られているような違和感」を感じるようになりました。ワタクシとしては、院長の耳の中でちっさいおっさんが引っ張っているのではないかなと推測していますが、インフルエンザなど高熱後に耳の聞こえの異常や異感覚が出るケースがあるようです。
院長の耳の前(顔)に鍼をしたり、首の牽引をして胸鎖乳突筋や僧帽筋の筋膜リリースしたりして、おかげで調子が良くなりつつありますが、いまだに調子がよいとき・よくないときのムラがあり、全快しません。
さてさて、そんな時の新たな一手です。
鍼をして著効しない時は治療方法を変える
発症から2ヶ月経過。慢性症状にはお灸、と昔からいいます。
瘈脈(けいみゃく)という耳の後ろにあるツボにお灸をします。耳を「ギョーザ」みたいに折り曲げてアプローチ。狭い場所なので、透熱灸(とうねつきゅう)といって、お米粒の半分程度の大きさに艾をひねって熱を与えます。
うーん、やりづらい。
ということで、耳たぶを押さえる治療補助を文屋先生にしてもらいました。 |
あら、やりやすい!
みみたぶをそっと押さえるだけの簡単なお仕事です。 |
瘈脈(けいみゃく)の位置
耳の一番上から耳たぶまでの間を三等分して、下から3分の位置くらいに取穴します。赤丸◎で囲んだあたり(耳と首との境目の窪み)がお灸をしたツボの位置です。
35~40壮お灸を据え、熱感としては「ほのかに温かい」程度だったようです。ほんとうはツーンと奥のほうまで熱が届くと良いようですが、耳が全体的に赤みが出て血流がよくなったことが見て取れたので、施灸を終えました。
施術直後効果として、耳の中を引っ張られている違和感は消えました。鍼でもストレッチでも、施術すると一時的に違和感が消えるそうなので、灸によるアプローチで進展があるかどうか、経過を見たいと思います。
池袋 マッサージは池袋東口徒歩4分・癒しの森指圧鍼灸院
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