"飲む美容液"といわれるオメガ3脂肪酸(=アルファリノレイン酸)、当院では第1に南米ペルーで生産されるインカインチオイル(グリーンナッツオイル)、第2にカナダ産の亜麻仁油(フラックスオイル)を摂取するようにお勧めしています。
インカインチオイル(左)とオメガーニュートリジョン社フラックスオイル(右) |
"えごま油"は味に癖がなく万人うけします。一方、亜麻仁油は「魚臭い」、インカインチオイルは「草っぽい」など味がダメで摂取できない方がいます。
だったらえごま油が一番いいんじゃないの?と思われるかもしれませんが油の専門家にはあまり評判がよくありません。
「病気がイヤなら油を変えなさい」の著者である山田豊文先生はえごま油についてこのように記述されています。
「最近では、フラックスオイルと同じぐらいアルファリノレイン酸が豊富なシソ油やえごま油も注目されはじめ、スーパーマーケットにも陳列されていますが、これは透明な容器に入っているものが多く、農薬の使用なども不安な点があるため、あまりおすすめできません。」
数年前に、宮城県でご実家が農家だという患者さんが「最近、町おこしにえごま油を作りはじめたんですよ。」と話していました。
「それでしたら、"無農薬、低温圧搾、遮光瓶"という今までに無い価値をつけて販売されると良いですよ!」とアドバイスさせていただきました。
ところで、「病気がイヤなら油を変えなさい」では"人を治療する脂肪、殺す脂肪"という図が掲載されています。
人を治療する脂肪最上段は"ヘンプ(麻)"とあります。 大麻の油はリノール酸:アルファリノレイン酸が4:1の黄金比で入っています。濃い緑色の油ですが味はナッツ味で美味しいです。こちらもこだわり市場で売っていますよ。
ちなみに最下位はショートニング、マーガリンです。マーガリンに関してはまだまだ「植物性だから体に良いと信じている方が多いですね。
油は酸化しやすいので開封後は必ず冷蔵保存してください。山田先生は冷凍庫に保存するという裏技も紹介されています。
こだわり市場では亜麻仁油は冷蔵棚に置いてありますがインカインチオイルは冷蔵していません。
インカインチオイルは天然ビタミンEが豊富なので酸化しにくくなっています。ためしに冷凍庫に入れてみましたが
えごま油ばかりにこだわらず、インカインチオイル、亜麻仁油、ヘンプオイルも楽しんでみては如何でしょうか?
●北海道の自然食品店まほろばさんの記事も参考にしてください。
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