いつもセイコーの腕時計を身につけている患者さん。
最近、オメガ・スピードマスターを着けるようになったので「気分転換ですか」と質問したら、「いえね、たまに使わないと油切れになって壊れちゃうって聞いたもので・・・」とのこと。
購入して2年が経つが、重たいので普段はセイコーばかり身に着けているのだとか。
「私の場合、機械式腕時計(安いロレックス)は5年ごとにオーバーホールに出していますよ。だいたい5万円位かかるので、1年間のコストは1万円位です。使わなくても油が酸化するのでメンテナンスしておいたほうがいいですよ!」とお話ししました。
すると、「え、腕時計ってメンテナンスが必要なんですか?壊れたら修理に出せばよいと思っていたんですが・・・」とのこと。
高級時計の場合、部品のストックがあるので故障しても修理可能な場合が多いです。ただし、防水パッキンなどが劣化すると中が錆びてしまい修理代が新品が買えるような金額になってしまう場合もあります。
そうならない為に、信頼のできる修理屋さんに依頼するのが確実です。
クオーツ(電池交換式)の場合、パッキン交換せず電池だけ交換していると内部が錆びる可能性が高いので要注意です。 格安クオーツの場合、丁寧に使っていても交換部品もないので使い切りと考えたほうが良いです。
このあたりは、体のメンテナンスと似ているな~と感じます。
定期的に体のメンテナンスしている方の肌艶は、メンテナンスしていない同世代の人と比べても違いが出てきます。
また、無資格の腕の悪い施術者に当たってしまうと、いっそう具合が悪くなってしまう場合もあります。
鍼灸や指圧は、辛くなった受けるのではなく、辛くならないように予防するという視点が大切です。
ラドー・セラミカマルチ |
内容に納得できれば作業が開始され、専用箱に入って送り返されます。
同じスウォッチグループのラドー(クオーツ)の場合では、オーバーホールに約45,990円(コンプリートメンテナンスサービス42,000円、針一式2,940円、梱包送料1,050円)かかりました。
2年後に電池交換を行いましたが、このときは9,720円(パーシャルリペアサービスパッケージ8,640円+梱包送料1,080円)かかり、電池、パッキン、側面のリュウズが交換されました。
体も腕時計も良いコンディションを保つには良質なメンテナンスが必要ということですね。
スウォッチ カスタマーサービス
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